【大阪市住之江区】外壁塗装における下地処理の重要性

はじめに


外壁塗装を検討する際に多くの方が注目するのは、「どの塗料を使うのか」「色はどうするか」といった分かりやすい部分です。しかし、実際に外壁塗装の仕上がりと耐久性を左右する最も重要なポイントは “下地処理” です。


下地処理とは、塗装前に外壁を“塗れる状態”に整えるための工程の総称です。

人間に例えるなら、スキンケアを行わずに化粧をすると崩れやすいのと同じで、下地が整っていない外壁にどれほど高性能な塗料を塗っても、その力を発揮できません。


特に大阪市住之江区は、海が近く湿気の多い地域特性 を持つため、他地域と比べても外壁がダメージを受けやすい環境です。だからこそ、下地処理の質が塗装の寿命に直結します。


本記事では、住之江区特有の環境と合わせながら、下地処理の重要性を外壁診断士の目線で詳しく解説いたします。



■ 住之江区で下地処理が重要とされる理由


住之江区は大阪湾が近く、潮風や湿気が外壁に与える影響が強い地域です。

以下では、住之江区特有の外壁ダメージ要因を細かく解説します。


① 潮風による塩害


塩分を含んだ海風は金属部分をサビさせるだけでなく、外壁材の劣化を早める要因となります。

サイディングのジョイント部(シーリング)や雨どい、鉄部階段、ベランダ手すりなどは特に影響を受けやすく、塩分が残ったまま塗装すると早期剥がれの原因になります。


徹底的な高圧洗浄やケレン作業が必須。


② 湿気が多く、カビや苔が発生しやすい


住之江区は湿度が高く、南港付近は風通しがいいようでいて湿気がこもる場所も多く、外壁にカビや苔が付着しやすい特徴があります。

とくに北側の外壁や日当たりの悪い部分は顕著で、こうした汚れは塗膜の密着性を大幅に下げます。


専用洗剤を使った洗浄やバイオ洗浄が効果的


③ 交通量が多く排気ガスの汚れが付きやすい


住之江区の主要道路付近では、車の排気ガスによる黒ずみが発生しやすく、これも塗膜の密着を妨げる原因になります。

汚れを残したまま塗装してしまうと、早期剥離のリスクが高まります。


汚れ落とし+念入りな下塗りが必要。



■ 外壁塗装における下地処理の主な工程


ここからは、実際の外壁塗装工事で行う下地処理について、より専門的に解説します。


1. 高圧洗浄(汚れ・苔・カビの除去)


外壁に長年蓄積した汚れを強力な水圧で洗い落とします。

苔やカビが根を張っている場合、通常の水洗いでは除去不十分になるため、バイオ洗浄剤 を用することがあります。


古い塗膜の粉化部分(チョーキング)


カビ・苔


排気ガスの汚れ


これらを徹底的に落とすことで、塗料の密着性が大きく上がります。


2. ひび割れ(クラック)補修


クラックの幅や深さに応じた補修を行います。


0.3mm以下:ヘアークラック → 下塗り材で埋まる場合あり


それ以上:シーリング剤や樹脂モルタルを用いて補修


大きな亀裂:Vカット・Uカット工法で補修後に処理


補修が甘いとひび割れから雨水が浸入し、外壁内部を傷めてしまいます。


3. 金属部のケレン作業


鉄部・雨戸・手すり・庇(ひさし)などの金属部にはサビが発生しやすく、塗装前にサビ落としは必須です。


ケレンは番号でレベルが分かれています(1種〜4種)。

一般住宅では主に3種・4種ケレンを行い、サビを落として素地を整え、塗料が密着しやすくします。


※不十分だと、サビが内部から再発して塗装が剥がれます。


4. 目地(シーリング)の打ち替え


サイディング外壁の場合、目地のシーリングが役割を果たしていないと雨漏りにつながることもあります。


劣化したシーリング材を撤去


プライマー塗布


新しいシーリング材を充填


仕上げ処理


住之江区のように湿気が多い地域では 高耐候のシーリング材 を選ぶことが推奨されます。


5. 下塗り(プライマー・シーラー塗布)


下塗りは、塗装の品質を決める「接着剤」の役割。

下塗りが弱いと、中塗り・上塗りが剥がれてしまいます。


種類もさまざまで、外壁材に合わせて使い分けます。


シーラー:サイディング向け


フィラー:ひび割れが多いモルタル向け


プライマー:金属部向け


外壁材の状態に合った下塗り材を選定できることが、プロの腕の見せどころです。



■ 下地処理を疎かにすると何が起きる?


下地処理が不十分だと、以下のようなトラブルが起きやすくなります。


塗装がすぐに剥がれる


塗膜が膨れてくる


ひび割れが再発する


施工後数年で色ムラが出る


雨水が侵入して外壁内部が腐食する


多くのトラブルは「下地処理の手抜き」が原因です。

逆に言うと、下地処理さえしっかり行えば塗装は確実に長持ちします。



■ 良い業者は「下地処理」を丁寧に説明します


見積書を見るときは、以下の項目が書かれているか確認してください。


✔ 高圧洗浄の内容(バイオ洗浄の有無)

✔ クラック補修の方法(Vカット・Uカットなど)

✔ ケレン作業の詳細(3種・4種など)

✔ シーリングは打ち替えか打ち増しか

✔ 下塗りの種類と塗布量


さらに信頼できる業者は、作業前・作業中・完了後の写真をしっかり提出 します。


説明が曖昧、写真がない、工程が少なすぎる……

そんな業者には注意が必要です。


まとめ


住之江区の外壁塗装は「下地処理」が寿命を決める!

大阪市住之江区は、潮風・湿気・排気ガスなど、外壁が劣化しやすい条件が揃っています。

だからこそ、丁寧で確実な下地処理を行うことが、外壁塗装の品質を左右します。


正しい下地処理を行うことで得られるメリット


塗装の密着性が高まり長持ち


外壁材そのものの劣化を防ぐ


美観が長期間保たれる


結果的にメンテナンス費を削減できる


外壁塗装は10年〜15年に一度の大切な工事です。

失敗しないためにも、塗料だけでなく 下地処理を大切にする業者 を選んでください。



ヤマセイ株式会社ではお見積り、ご提案、ご契約、近所への挨拶廻り、工事中、工事完了後、アフターフォローまで安心して任せられるお客様専属のコンシェルジュが付きますのでお客様との信頼関係を第一にお客様が納得いくまで寄り添います。



この記事は外壁診断士有資格者の森山が執筆しております。